インダストリアルデザイナーは、自動車や電気製品、日用品などさまざまな製品のデザインをする人。
製品といっても、洋服のデザインをする人はファッションデザイナー、インテリアはインテリアデザイナーというように細分化されており、インダストリアルデザイナーとはそれら以外のデザインを手がける人を呼びます。
美しく使いやすく、そして低コストで生産しやすい製品をつくり出すため、メーカーの生産技術者や販売担当者などと企画段階から検討をはじめて、デザインを進めていきます。
特別な資格などは必要ありませんが、採用試験では専門的な技術や知識を身につけていることが第一条件です。
工業デザイン関係の大学や短大、専門学校などでノウハウを学ぶのが早道といえます。卒業後はメーカーの設計部やデザイン室、デザイン会社などに勤務します。
リーランスで活躍する人もいますが、新製品に関する仕事なので秘密保持という点から、特定の企業と専属契約を結んでいることが多いようです。