企業などで上司を補佐する仕事です。
上司のスケジュール管理、電話の取り次ぎ、来客との応対、文書作成・整理、会議の準備など、仕事の範囲は広範にわたっています。
正確な事務処理能力はもちろん、状況に応じた判断力や応用力、コミュニケーションを円滑に行う能力まで求められ、時には上司の代行までつとめなければなりません。
非常に責任の重い仕事です。
秘書になるためには、特に優れた才能や資格は必要ありませんが、頭の回転が早く几帳面な人が求められます。
就職試験の際の面接で、性格の明るさ、マナー、言葉づかいなど、人柄も重視されます。秘書技能検定、実用英語検定などの資格を持っていると有利です。
日本の企業では、一般事務職として採用された後、秘書として配属されることが多いようです。
験を積みながらレベルアップしていくものなのです。
勤務先は、一般企業、大学、病院、大使館、法律事務所など、幅広い範囲にわたっています。
基本的に一般職と変わらない勤務体系ですが、給料には秘書としての手当てがつく場合が多いようです。