団体旅行に同行し、安全で快適な旅を演出するのが、ツアーコンダクターの仕事。
単に観光地を案内するだけではなく、出発前の説明にはじまり、移動中のお世話、目的地でのガイドや現地での様々な手配など、24 時間休む暇がないくらいに忙しい仕事です。
お客にはいろいろな人がいますし、またいつ何どきトラブルが発生しないとも限りません。
その際には臨機応変に適切な対処をしなくてはなりません。
力と責任感、状況に応じた判断力が必要です。もちろん語学力と、目的地に関する豊富な知識も必要です。
ツアーコンダクターになるためには、国家試験である「旅行業務取扱管理者」資格を取得するか、社団法人日本添乗サービス協会が実施する「一般旅行業務旅程管理者」の資格を取ることが必要になります。
また、英検2級程度の語学力をつけておくと、海外での仕事に役立ちます。
ツアーコンダクターの雇用形態は、旅行会社の正社員、契約社員、添乗員派遣会社に登録するなどがあります。