社会福祉主事は、地方公務員の仕事の一つで、福祉行政を担います。各地方自治体の福祉課や福祉事務所などに勤務します。
社会福祉主事の資格は任用資格といい、公務員試験に合格し福祉関係の部署に配属されてはじめて活きる資格ですが、一般の社会福祉施設や病院などに就職する場合にも、取得しておくと有利です。
社会福祉施設で入所者の生活プログラムを作成したり、相談・援助業務を行う指導員などの求人では、この資格が条件となっていることも多く見られます。
厚生労働大臣認定の社会福祉主事養成校（大学・短大・専門学校など）を卒業すると社会福祉主事の任用資格が得られます。
資格を取得した上で公務員試験を受け、合格後、社会福祉事務所、社会福祉協議会、児童相談所や都道府県庁、市区町村の福祉課などで活躍します。
社会福祉の充実は各自治体で重要課題となっており、社会福祉主事の果たす役割はますます大きなものになっています。常に学ぶ姿勢を持っていなければなりません。
