建築設備技術者がカバーするフィールドは、給水・給湯・排水・電気・空調・防災など、実に幅広い範囲にわたります。
特に近年のアメニティ環境、衛生環境へのこだわりは、建築設備により高度な知識・技術を求めるようになってきました。
いわば建物の生命線ともいえる建築設備の、設計・施工を担当するのが建築設備技術者です。
設計・施工管理・メンテナンス（建築物の保全・保守管理）を担当します。
設備技術者になるためには、設備システム系専門学校などで学び、設備設計会社、設備プラント会社、設備保守管理会社などに就職するのが早道です。
設備と一言でいっても、空調から電気まで広域にわたるため、所属する事務所や会社により担当は異なります。
実務経験を積み、将来的には「建築設備士」や「空気調和・衛生工学会設備士」「消防設備士」「管工事施工管理技士（１・２級）」などの資格の取得をめざしたいところです。
務先は、設備設計事務所、設備プラント会社、設備工事会社、工務店（水道工事店、電気工事店、下水道工事店）などです。
