二輪自動車整備士は、ステアリングやブレーキの調整、チューニングなど、二輪自動車が安全に走行できるように、十分な点検・修理・整備を行う仕事です。
エンジンや操縦、制動、緩衝、駆動系などの各装置、燃料・電気まわりといったバイクの各部分を点検し、故障個所や不具合を見つけたら、分解し、損耗・破損部分の交換・整備を行います。
マシンと人との一体感が二輪の魅力です。ライダーの体型や運転のクセなどにあわせたきめ細かな整備が必要です。
二輪自動車の整備工場や販売店、メーカーなどで仕事をします。自動車整備系の専門学校などで知識や技術を学び、資格取得に挑戦するのがいいでしょう。
二輪自動車整備士試験は自動車整備士試験にある1〜3級に含まれています。
実技と学科試験があり、実技では点検、分解、組立、調整などの技術力が必要です。
学科試験では構造や機能、二輪の検査方法などの知識が求められます。国土交通大臣指定の専門学校の修了者には、実技試験が免除されます。